紅色の金剛石

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日ハム新球場に思うこと

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今日、北海道日本ハムファイターズ(以下日ハム)公式より、新球場構想に関するニュースが入りました。以前より議論になっていた中での、大きな発表です。

あんまり野球とか日ハムの事を呟かないブログですが、個人的に気になったので書きました。

 

個人的には期待よりも不安、それ以上に「違和感」というものを感じました。

道外メディアではあまり報じられていませんが、現在日ハム新本拠地の建設地に関して議論が続いています。候補地は北広島市(札幌市近郊)と、札幌市の2か所(八紘学園北海道大学)の計3か所が有力とされています。しかし現地点では「北広島市優勢」と報じられているだけで、札幌市もまだ交渉している模様。建設地が具体的に決まっていない中で、球団が大々的に発表するのは時期尚早では、と感じました。完成予想図もかなり「絵に描いた餅」感がし、あのままの姿で実現するとは到底思えません。

 

また北広島市内に建設することについても、個人的に反対の立場を取っています。何故なら、北広島市内の主要な交通網がバスとJRしかなく、地下鉄も札幌最東端の新札幌駅交通から遠いなど多くの不安を抱えているからです。建設予定地である「きたひろしま総合運動公園」もJRの駅が近くにおらず、新たに駅を作る必要があります。現在の札幌ドームも交通の便は悪い*1ですが、このまま球場付近に駅を作ってもそれ以上の交通費がかかり*2不便であることに変わりありません。

さらにJR(千歳線)は北海道屈指の乗客数を誇り、新千歳空港駅へ行く唯一の快速列車「快速エアポート」が通っており、試合日を中心にさらなる混雑が予想されます。なお快速エアポートの乗客は新千歳空港の利用客の他、札幌市外の大学に通う大学生・高校生も多く利用しています。

場所や交通の面以外でも、北海道特有の問題があります。それは「寒いこと」、そして「雪が降ること」。プロ野球が開幕する3月下旬、北海道ではまだ雪が降ります(3月なのでドカ降りの可能性は低いが、4月以降で積雪するケースは珍しくない)。今回の完成予想図はドーム型ではなく甲子園に代表されるような屋外の球場、しかも福岡ドームのような開閉設備はみられません。札幌ドームは寒暖の影響を受けず観戦できましたが、今度は風も直に受けますし雨天中止の他、積雪中止ということもあり得ます。北海道に梅雨はありませんが日照時間は全国的に短く雨は多めです。天候的な面でドーム球場はすごく便利だったので、今になって、しかも北海道の厳しい気候で屋外球場を作るのには無理があります。確かにドーム球場よりも野外球場で野球は見たいものです、ただし「見栄え」よりも「見やすさ、快適さ」を優先すべきでしょう。

 

日ハム球団側は札幌ドームの使用料(行政保有管理のため高い金額を支払わなければならない)を理由に新球場の移転構想を進めていますが、前述のように交通の便や天候が原因で客が今よりも入らなくなり、収益も札幌ドーム時代と同じ、あるいはそれ以下になる可能性もあります。

これは少しイチャモン気味ですが、日ハムは昨年より「宇宙一をめざせ」というスローガンを掲げています。しかし今回のコンセプトは「アジアNo.1のボールパーク」。夢見すぎなスローガンが比較対象になるとはいえ、規模が小さくなり過ぎではないでしょうか。

 

私としては新球場、このままの案、構想で進んでほしくないです。現行の札幌ドームよりも悪くなる要素が多すぎます。私としては札幌市内の建設を希望します。ファンももっと発言をすべきです。

*1:地下鉄東豊線福住駅徒歩15~20分。冬場も歩くことを強いられる。車での来場も可能だが駐車料が別途かかる

*2:片道の料金はそれぞれ地下鉄さっぽろ駅福住駅の料金は250円、JR札幌駅→北広島駅の料金は450円。200円上がる計算となる