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紅色の金剛石

サッカー、アニメ、ゲームなどを語るブログ。

小田原市の一件について

少し前のニュースになるが、小田原市職員が生活保護の不正受給に抗議する旨のジャンパーを着用していたことについて大きな問題となった。

www.asahi.com

 

本件が荒れる原因となったポイントは3つ。「ジャンパーに「保護なめんな」等、威圧的なメッセージをプリントしていたこと」「リヴァプールFCのエンブレムを無断使用&改変していたこと」「ガンダムの台詞の引用を背中にプリントしていた」が挙げられる。「SHAT」が「SHUT」でない件についても問題視されたが、上3つとは違い法的問題点はない(単なるスペルミスの可能性高し)ためここでは扱わない。またガンダムについても、私自身ガンダムシリーズに詳しくないので本記事では扱わない。

 

一つ目は「リヴァプールFCのエンブレムを無断使用&改変していたこと」について。サッカーファン、特に海外サッカーに精通している方々ならすぐに判別できたと思われるが、本ジャンパーのエンブレムの由来はプレミアリーグ所属のサッカークラブ、リヴァプールFC(以下リヴァプール)のエンブレムである。

www.liverpoolfc.com

※リンク先はリヴァプールの公式サイト。日本語非対応(Google翻訳のみ)。

クラブを象徴するメッセージ「You'll never Walk Alone(君は一人ぼっちじゃない、略称YNWA)」を「HOGO NAMENNA(保護なめんな)」と改変した。YNWAはリヴァプールが50年以上大切にしてきたメッセージであり、また応援歌の一つでもある。YNWA以外にも本来彫られている文字と鳥(ライヴァー・バード)を「SHAT」「悪」などネガティブなワードに貼り替え、エンブレムの「改悪」を行っている。このように、クラブの尊厳を踏みにじった行為は絶対に許されない行為である。

YNWAはこちらから試聴↓

 

なおリヴァプールのサポーターズクラブ日本支部は小田原市への抗議、クラブへ本件を通知することも検討している。

 

しかしながら、無駄な騒ぎ立てもクラブへのイメージダウンへとつながる。ここは当事者間の動向を静観するのが望ましいであろう。

 

二つ目は「ジャンパーに「保護なめんな」等、威圧的なメッセージをプリントしていたこと」について。

社会的弱者である生活保護受給者に対して心無い言葉である。しかし、生活保護の不正受給が取り沙汰されている昨今、行政側は不正受給対策に追われており、なお根絶していないのが現状。他受給者より贅沢な生活をするために、国民の税金等から支払われている生活保護を裏ルートで多額入手することは決して許されない。生活保護の適正受給を訴える行政の"声"も分からなくはない。「保護なめんな」というメッセージ自体に半分は賛同する。

エンブレムの一件は許しがたい案件ではあるが、不正受給問題と話は別。こちらはこちらで、本件を重く受け止め、生活保護の不正受給を根絶しなければならないものである。