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紅色の金剛石

サッカー、アニメ、ゲームなどを語るブログ。

【2016春アニメ】クール総括

2016年の春アニメ、1クール作品はフィナーレを迎え、2クール作品は折り返し地点に入りました。本記事では春アニメの総括、上記にない作品の感想や考察、個人的なランキングを取り上げていきます。本記事にはネタバレが含まれます。

 

総括

群雄割拠の日常系

春アニメといえば、やはり日常系が空前絶後の大豊作だったことに印象に残る。今期私が視聴した日常系作品は「三者三葉」「あんハピ♪」「くまみこ」「ふらいんぐうぃっち」「田中くんはいつもけだるげ」の5本。いずれも新作である。

個人的に一番印象に残ったのは「三者三葉」だと感じている。作画に定評がある動画工房は本作もその本領を発揮、特に猫の作画はCGを凌駕するヌルヌルさを表現できていた。4話での作画の崩れや設定改変など、不満点がないわけではなかったが、今期では一番の出来だったと思う。あんハピは毒のあるギャグと百合要素に満足し、ふらいんぐうぃっちは雰囲気や作画で優れていたと感じた。田中くんも、日常を描くところに特化されておりただ癒されるだけの30分であった。

一方で、序盤で快進撃を見せていた「くまみこ」だが、後半に入り失速、ラスト2話にはこれまでの勢いを全て止める酷い出来になってしまった。過度のキャラ改変を行った末での結果である。残念過ぎるというか、何も感じさせないラストになってしまった。

オリジナルアニメ、明暗分かれる

 今期視聴したオリジナルアニメは「カバネリ」「迷家」「クロムクロ」「はいふり」の4本。いずれもジャンルの異なる4本で、展開も明暗を分けた。

まずはカバネリ、私も本作はぶっちぎりで覇権を取るであろうと思っていたが、8話の美馬登場でこれまでの勢いをすべてを壊された感じさせた。カバネを巡る人間たちのドラマであるはずが、いつの間にか人間同士の憎き争いに変わってしまったのは非常に残念である。

迷家クロムクロもカバネリと同様、序盤こそ良かったが終盤で失速した印象が強い。クロムクロは2クールなのでまだ救いがあるが、迷家は一部メインキャラの出番の少なさ、gdgd展開、テンポの悪さなど不満点ばかり出て今期ワーストの出来になってしまった。

一方はいふりは、序盤スタートダッシュに失敗しながら、終盤盛り返す展開を見せた。シリアス主体の作品になったはずが、日常パートに全て入れる回が何話かあり方向性は大丈夫か、と感じたが最後は綺麗に終わらせた。細かな作画の崩れやBGMの質の悪さ・古臭さも気になったが、戦艦や機雷発射のCGは非常によくできていた。

その他マンガ・ラノベ原作の動向

マンガ原作作品では「ジョジョ4部」「文豪ストレイドッグス」「坂本ですが?」などを視聴。ジョジョは3部同様安定、第2クール以降も失速の予感がしない。文豪はいわゆる腐向け作品ではあったが、バトルシーンや人間描写のクオリティが高く普通に楽しめた。坂本は今期最高峰の滑り出しだったが、逆に1話で飛ばし過ぎて以後尻すぼみになってしまった。ジョジョ2クール目、文豪2クール目(秋放送)はもちろん視聴継続。

ラノベ原作は「リゼロ」のみ視聴。当初は主人公の糞過ぎる性格にイライラしたが、2章後半になるにつれ有能になっていき、作品の面白さもうなぎ上りに。3章に向けても高い期待が持てそうである。

総評

今期は14本を完走。春アニメの特徴として、「萌えるor癒される」ものから「ガチガチのシリアス」まで、作品ジャンルが豊富だった印象が強い(日常系は多すぎたが)。冬アニメのラノベ&シリアス偏重と比べれば大分見やすかったクールである。

しかし、「1話のインパクト」が強かった作品が多かった反面、後半失速した作品も多かったのも印象に残る。はいふりのような尻上がり系作品もいくつかあったが、いずれにせよ終始安定した作品が少なかったと感じている。

 

 

各作品の感想・考察・採点

個別記事のある作品は以下の通り↓

ジョジョ4部 くまみこ リゼロ 迷家 はいふり ふらいんぐうぃっち 三者三葉 あんハピ カバネリ 

 

クロムクロ(第1クール)

P.A.WORKS」制作のオリジナルアニメ。オリジナルロボットアニメということで最初は不安視していたが、いざ始まると上質な脚本と作画で期待をいい意味で裏切らせてくれた。だが、7話以降クロムクロの出番が少なくなり、また日常回を挟み過ぎており、1クールで収まったのでは?と感じさせるほど失速してしまった。

後半クールはもっと鬼との対決を本格化させて欲しい。ただ鬼のキャラデザを見る限り正直微妙か?

キャラ・・・★★☆☆☆

内容・・・・★★☆☆☆

作画・・・・★★★★☆

音楽声優・・★★★☆☆

11/20点

 

文豪ストレイドッグス(第1クール)

近代日本の文豪が芥川龍之介ら率いる「ポートマフィア」と戦う異能力バトルアニメ。

放送当初は文豪要素が薄く、また中盤ではテンポの遅さも気になった。しかし7話以降、芥川との対決が本格化するとともに盛り上がりを見せた。10話で中島は芥川を倒すとともに、狙われていた泉鏡花も救うヒーローぶりをフルに発揮。もちろん太宰治ら探偵社の主要キャラ陣も要所要所で活躍、予想以上の面白さを見せてくれた。

第1クール最終話では欧米の文豪が登場。そして真の黒幕・森鴎外も登場。後半クールでどのような活躍を見せるか気になる。

本作は分割2クール作品で、2クール目は秋に放送。

キャラ・・・★★★★☆

内容・・・・★★★☆☆

作画・・・・★★★☆☆

音楽声優・・★★★☆☆

13/20点

 

坂本ですが?

2013~2014年の各マンガ表彰で高い評価を受けた作品が、満を持してのアニメ化。

1話は最高の出だしだった。坂本のスタイリッシュかつハイスペックな動きは大いに笑わせてくれた。失速を懸念していた2話以降は1話ほどではないものの勢いを維持していた。しかし後半に入っても坂本はワンパターンな行動ばかりとって、正直飽きを感じさせてしまった。ここに関しては悪い意味で予想通りとなってしまった。

キャラ・・・★★☆☆☆

内容・・・・★☆☆☆☆

作画・・・・★★☆☆☆

音楽声優・・★★☆☆☆

7/20点

 

田中くんはいつもけだるげ

田中と太田の男子高校生2人を中心にほのぼのした高校生生活を送る日常系アニメ。1話は腐向け色が強くきつかったが、2話以降ヒロイン陣や妹が続々登場、最後まで無事完走することができた。男子高校生が主人公ではあるが、ラブコメ展開や百合要素(宮野×越前)もところどころあったこともあり私でも不快になることなく見ることがができた。

今期日常系の中では一番癒し効果の高い作品だった。平和な学園生活を描くだけだったが、逆にそれが面白さに拍車をかけていた。ただ、テンポの悪さや作画の崩れなど一部気になる所もあった。

キャラ・・・★★★★☆

内容・・・・★★★☆☆

作画・・・・★★★☆☆

音楽声優・・★★★★☆

14/20点

 

けいおん!(再放送、1期)

「日常系」の金字塔、軽音部員たちの日常を描いたアニメ。

部活アニメらしく合宿や校内ライブなどがあったのが本作の特色だが、それ以外はいたって普通の日常系。個人的に部活アニメはガチな印象が強かったが、本作にはそれがあまりなく癒されることができた。個人的には澪ちゃんが気に入っている。それに「左利きキャラ」というところにも魅力を感じる(何故かアニメではこの設定を多く聞かない)。

2009年という事で作画は今よりも粗はあるものの、十分見られるレベル。また、画面の切り替わりが無駄に凝ってた。縞パンツを茶碗に例える謎描写もナイス。

キャラ・・・★★★★★

内容・・・・★★★☆☆

作画・・・・★★★☆☆

音楽声優・・★★★★★

16/20点

 

ランキング(新作のみ、括弧は採点)

1位 三者三葉 (15)

2位 ジョジョ4部(15)

3位 ふらいんぐうぃっち(15)

4位 リゼロ(15)

5位 あんハピ(15)

6位 田中くん(14)

7位 文豪(13)

8位 カバネリ(12)

9位 はいふり(11)

10位 クロムクロ(11)

11位 くまみこ(8)

12位 坂本ですが?(7)

13位 迷家(6)

 

来期アニメへの期待

来期と言えば何といっても「ラブライブ! サンシャイン!!」が放送される。一部無印派ファンから不安視されているが、来期はやはり本作が一番話題になること間違いないだろう。私も一応、無印は見ているのでこちらも視聴予定。

また、来期は男性主人公の作品が非常に多く、「腐向け」作品が多いとされているクールである。しかし、今期発生した難民に向けての「難民キャンプ」もいくつか用意されている。「NEW GAME!」「あまんちゅ!」が有力候補になると思われる。いずれの作品においても大いに期待したいものである。

その他マンガ原作、ラノベ原作もいくつか視聴予定。また今期よりスマホアプリ「AbemaTV」で新作アニメの放送も行われるそうなので、こちらからも新作アニメを視聴したい。

前期同様、各作品の第1話(2クール作品は13話前後)が終了次第、総括記事をうpします。