読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

紅色の金剛石

サッカー、アニメ、ゲームなどを語るブログ。

変わるワールドサッカーの勢力図

サッカー 時事

本ブログでは代表やJリーグのニュースばかり取り上げていますが、たまにはワールドサッカーについても考えてみたい。

近年、中国・スーパーリーグ(以下中国L)やアメリカ・メジャーリーグサッカー(以下MLS)が、欧州リーグで活躍する選手の獲得に積極的な動きを見せている。

 

まずは中国L。プロリーグ自体は1994年、現在のリーグフォーマットは2004年に設立された。リーグのプロ化はJリーグよりも1年遅いことになる。

中国Lは国内の選手こそまだ育っていないが、欧米のスーパースターすでに多く所属している。これが進めば中国国内の選手も育ち、中国代表が化ける可能性も秘めている。なお、中国代表がW杯に出場したのは2002年日韓大会の1回のみ、当時はブラジル等と同組で1得点も挙げられずGL敗退している。

中国がここまで移籍金を出せるのも、中国の経済成長が一因している。中国経済界は世界2位になりウハウハ状態であり、それがサッカー界に波及したものである。今後も勢いは止まりそうにない。中国Lでは、中国人の日本旅行における高額商品の大量購入を表す「爆買い」になぞらえているのが、それらを象徴している。

しかも中国は「アジア」なので、ACLにおけるJリーグ勢、そして日本代表にも大きな影響を与えることになる。

 

次にMLS。こちらは1996年に開幕。Jリーグよりも3年遅いことになる。アメリカ17クラブとカナダ3クラブの全20チームで構成されており、昇降格制度はない。

こちらも欧州リーグで活躍したスーパースターが多く所属。しかしこちらは中国とは異なり破格の契約金や移籍金を提示することはできない。これは他の米プロスポーツ同様に戦力均衡策がとられているためである。ドラフト制度も存在し、国内の選手も契約金が抑えられている。

「ドラフト」といえば先日、留学生の日本人選手が1位指名されたニュースが話題となった。さらに柏レイソル工藤壮人もMLSに移籍するなど、日本人のMLS挑戦が後を絶たない。

ちなみにアメリカ代表はW杯の常連国だが、「サッカー不毛の地」と呼ばれるようにあまり目立っていないのが現状。W杯は1990年イタリア大会より7大会連続出場中だが、その内では日韓大会のベスト8が最高成績。そのアメリカ代表も、トップクラスの選手を除く多くがMLSに所属している。

MLSは米4大プロスポーツに比べまだ資金力で劣っているが、上記のようにスーパースターの活躍やアメリカ国内の選手の活躍次第では欧州リーグを脅かすことも十分あり得る。

 

いずれにせよ、日本サッカーは両国のリーグ、そしてリーグがもつ資金力や規模に十分警戒しなければならない。現に、ACLでJリーグ勢は中国や韓国のリーグクラブに苦杯を舐めさせられている。代表チームも、当てにはならないとはいえFIFAランクが下がっているのは事実。。

Jリーグも最初はジーコストイコビッチ等、海外の代表クラスの選手を多く獲得してきた。しかし今はあのフォルランですら実力を発揮できず、セレッソ大阪を退団するなど力を失いかけている。おまけにJリーグの人気がいまいち回復せず資金力にも乏しい。

だからこそ、日本人選手をうまく育て、Jで活躍させ、海外に飛び立ち世界にアピールさせるべきである。今はまだJに還元できていないが、その選手がJに戻って、「凱旋」として多くの観客を取り込めばJクラブの資金力も多少回復するであろう。その資金力をもってして、海外の有力選手を獲得し世界に誇れるリーグとして成長してほしいものである。

夢物語のような話で、現実味もあまりないかもしれない。しかし、ワールドサッカーは日々成長を続けている。日本サッカー界にとって、最大の正念場が「今」であることは間違いない。

そして、そのスタープレイヤーを見た子供たちが日本代表入りを夢見て、世界とも互角に戦える人材が多く育ってほしいのが私の願いである。