紅色の金剛石

サッカー、アニメ、ゲームなどを語るブログ。

日本サッカー界にはセルジオのような存在がもう一人必要

この前の勝利に水を差すかのような記事になりますが、今日はセルジオ越後のような「ご意見番」に関する意見を述べたい。

 

まず、個人的にセルジオ氏の意見は半分支持する。しかしすべては支持しない。ここでは支持しない発言の一つを挙げる。

それは、野球評論家・張本勲*1三浦知良(以下カズ)に対して「おやめなさい」と発言しカズは「光栄です」と返し、その直後の試合でゴールを決め張本氏は「あっぱれ」と発言した後のセルジオの発言。セルジオ氏はカズの得点を「興行」として非難。J2なんだから興行でも良いと感じるのも私の考えだが、そもそもセルジオ氏自身がこの問題に首を突っ込むべきではなかったはず。これは張本氏とカズの問題であってセルジオ氏には関わってほしくなかったのが私の意見。なおネット上ではセルジオ万歳の嵐。納得がいかない。張本氏にはJ2は野球でいうところのセリーグと言ってほしかったが

 

次に、「サッカーのご意見番」に、セルジオ氏しかいないことに問題点があると私は前から感じている。野球界には上記でも紹介した張本勲の他、同じく野球評論家の野村克也*2の2人が主に「球界のご意見番」として活躍している。数か月前には野村氏が、張本氏の「喝」に「喝」を入れた。これは、ご意見番の発言が絶対に正しいものではない、ということを示すものであり野村氏の行動は素晴らしいものである、と見ている。ところが、サッカー界には野村氏のように一人のご意見番に対し抑止力を持つ存在がいない、という所に問題がある。なお、ネット上では野村氏のこの発言を評価している模様。理由は恐らく両者の実績の差か(脚注参照)。

セルジオ級の辛口発言をするもう一人の「ご意見番」が必要である。しかし日本サッカー界は20年で急発展したばかり、野球界の4分の1では生まれないのも無理はない。ただ今後の日本サッカー発展のためには、いつかは出てこなくてはならないのも事実。個人的適任者はここでは挙げないが、「代表で実績をもって日本サッカーに大きな影響を与えた人物」がそのような存在になってほしい、と私は願う。

 

最後に、セルジオ氏の発言は「絶対に正しい」というわけではない、と言いたい。勿論、セルジオ氏の発言も日本サッカーの成長には欠かせない存在ではあるが、やはり「バランス」が欲しいものである。

 

ちなみにセルジオ越後の現役時代は、

1960年代、ブラジルの名門コリンチャンスなどで活躍。1972年に藤和不動産サッカー部湘南ベルマーレの前身)に移籍。1978年よりサッカー教室を開設、これまで50万人以上の少年少女を指導した。なお、ボール際でのフェイント技術「エラシコ」を開発したのも彼。当時であれば充分ともいえる実績。

*1:現役時代は東映日本ハム・巨人などで活躍。7度の首位打者イチローに並ぶ日本記録で、NPB唯一の3000本安打達成者。監督経験はなく、80年代より解説者・評論家として活動

*2:現役時代は南海(現ソフトバンク)で活躍。戦後初の三冠王達成者。監督は南海、ヤクルト、阪神楽天の4球団を歴任、特にヤクルト時代は3度の日本一に導いた